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赤くなり始めたトマト

7月~8月中旬までかつてない猛暑に見舞われ、雨も全くなく、トマトの樹も一息つく間もなく
夏バテ状態で、7月末は花芽も止まっていて花もほとんど咲かなかった。
8月の盆過ぎからようやく花芽が伸び花も咲き始め着果するようになっていた。
トマトは着果してからの積算温度が1200度で赤くなり始めるが9月の曇天と雨の影響で遅れていたが
ここに来てようやく赤くなり始めた。

遮光材の除去

5月25日にハウス屋根に夏の強日射の内ハウス内の温度を上げる赤外線などを遮る遮光材(以前のブログ記事)を
塗布していましたが、日射が弱くなってきたので剥離剤で除去しました。青空が戻ってきました。
トマトの樹もすくすく伸びてくれるでしょう。

日射量の不足で赤くならない

猛暑の夏が行き、8月に入ると幾分朝夕も暑さが和らぎ、花芽も出て着果するようになって一安心。
ところが、9月に入ると酷暑の夏とは一転、大陸の高気圧と太平洋の高気圧のせめぎあいで秋雨前線が
居座り今度は日照不足でトマトの生育が進まない。世間では、猛暑の影響や各地の台風被害、地震災害で
トマト産地に大きな被害が出ているようで店頭にトマトが並ばない。
弊園にも問い合わせがあるものの日射量不足でなかなか熟さず、これが自然環境と変な納得です。

かいよう病が発生

8月に猛暑ではあったが葉の気勢がないのと葉面にかいよう病を疑わせる葉脈間の脱水班が見られたため
普及センターにお願いして病徴診断と RIPA(迅速免疫ろ紙検定)法による市販キット(A 社製 ImmunoStripTM)を用いた
判定をお願いした。左下の写真の検査ろ紙にピンに色の横線が2本入る(写真はちょっと見づらい)と陽性である。
かいよう病は、ウィルスで保菌株の樹液などが鋏や手に付健全株に伝染する他、水耕栽培では根から溶出した菌が
健全株の根の傷口などから侵入して蔓延していく恐ろしい病気だ。
よって、循環型水耕栽培では全ての樹を除去し塩素にて栽培設備消毒をする必要がある。

ルージュ・フルーツトマトの販売風景

初夏を迎えるといろんな産地のトマトが出回るようになります。販売する側も品数よりまず品揃えを良くし
お客様の嗜好はさまざまなので大きさを始め、いろいろな色のトマトを揃えているようです。
関東方面の大消費地は3月に入れば気温は信州より暖かいので売れ行きは早まりますが、信州では4月の
桜前線にならって高糖度のトマトが好まれるようです。

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